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ネコと歯科インプラント
初めて見たインプラント義歯
私ですら保険に入っていないというのに、うちのミーが保険に入ることになった。保険に入るに当たって、インプラント・チップなるものを首の後ろに埋め込まなければならない。このチップにIDが埋め込まれており、リーダーを近づけると読み出すことができる。つまり、その猫が本当に被保険者かどうか確認できるようになっているわけだ。もっとも厳密に言えば日本の法律上、猫は被保険者にはなれない。猫は保険対象であり、被保険者は飼い主だ。
そんなものを埋め込んで大丈夫なの?という私の質問に獣医さんはこう応えた。
「私の歯も1本インプラントなんですが、これはダイレクトに骨と接触していますけれど問題ないですよ。インプラントチップはもっともっと影響の低いところに埋め込みますから、危険性は極めて低いですね」
この時私は初めて「インプラントの歯」というものを見せて頂くこととなった。
というのは、獣医さんは口を開いて「これだこれだ」と指し示してくれたのだけれど、私にはどれがそれなのか良くわからなかったのだ。
この一件で、私の頭の中に「インプラントの歯」というものが初めてしっかりと刷り込まれた。

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